SolidWorks 2008 の特長と新機能
SolidWorks 2008では以下の3つのテーマを元に、250を超える機能強化が行われており、これまでよりも簡単に短時間で3次元設計に移行できるようになっています。
SolidWorks 2008 開発テーマ
・ CADではなく、設計に専念
・ 既存設計を再利用して時間を節約
・ 設計の強化
SolidWorks 2008 の特徴と新機能とハイライト
- 簡素化されたユーザー インタフェース
- SWIFT Instant3D
- SWIFT DimXpert
- 大規模アセンブリ管理ツール
- 設計クリップアート
- DriveWorksXpress
- TolAnalyst
- DFMXpress
- COSMOSWorks Design Insight
- SolidWorks MotionManager
簡素化されたユーザー インタフェース
マウスを動かす必要性は少なく、設計のために使用できる画面領域は広くなるように、SolidWorks のインタフェースは強化されました。新たに採用した CommandManager レイアウト、埋め込みのビュー表示メニュー、およびカスタマイズ可能なポップアップ ツールバーは、効率性とワークフローを向上させます。
一般的によく使用されるコマンドの実行やレイアウトのカスタマイズは以前よりも簡単に行えるようになっており、新規ユーザーと既存ユーザーの両者にメリットをもたらします。
SWIFT Instant3D
"SolidWorks SWIFT 技術が登場するまで、ユーザーはシステムの習得に多くの時間を費やさなければ 3D CAD のメリットを実感できませんでした。
SWIFT の登場により、SolidWorks ユーザーは特別な技術を学ばなくても 3D CAD のメリットを実感できます。"
SolidWorks 2008 の Instant3D には自分の設計を画面上でリアルタイムに編集する機能が搭載されているため、どのようなユーザーでも熟練した技術者と同じように設計することができます。
Instant3D は、設計に関してこれまでにないほどの視覚化機能を提供すると同時に、設計作業を終えるために必要となる手順の数を大幅に削減します。設計の一領域を選択するだけで設計の編集と作成をリアルタイムに行えるようにする、新しいドラッグ ハンドルも用意されています。
ダイアログ ボックスや入力フィールドは一切表示されず、面を選択し、それをルーラー上にドラッグしてスナップするだけで正確な値が得られます。
Instant3D の使用時は設計に集中して取り組めます。CAD システムの習得に時間を取られることはありません。
SWIFT DimXpert
DimXpert の使用時は、製造用の 3D モデルの寸法が自動的に設定されます。DimXpert は、製造の観点から設計を捉え、適切な寸法スキームを適用します。
ユーザーには、設計の寸法が製造用として完全であるかどうかについての情報が提供されます。
DimXpert では、完全かつ正確な 2D 図面の作成プロセスを自動化することもできます。
大規模アセンブリ管理ツール
SolidWorks 2008 では、大規模アセンブリを管理するための強力な新ツール群を使用して、これまでより迅速に大規模アセンブリを処理できます。
新しいツールを使用すれば、コンフィギュレーションの必要なく、またアセンブリ構造に関係なくアセンブリを簡略化することができます。
クイック ビュー/セレクティブ オープンという新しい機能により、すばやく大規模アセンブリを表示し、その直後に不要なコンポーネントをメモリにロードすることなく作業対象の構成部品を選択できます。
追加のコンポーネントには、マウスの右ボタンをクリックするだけでいつでもアクセスできます。
設計クリップアート
SolidWorks Search を使用すると、デザイン ライブラリ内、ネットワーク上、PDMWorks 内、または Web 上の 3D ContentCentral 内のどこででも、SolidWorks または DWG のファイルを検索できます。
ファイル名による検索だけでなく、メタデータ (図面の注記やユーザー定義プロパティなど) 内の検索も可能です。つまり、これまでは見つけられなかったものを検索できます。SolidWorks 2008 の新機能である設計クリップアートにより、SolidWorks の部品やアセンブリからフィーチャーやスケッチを再利用できるほか、AutoCAD ファイルからビュー、ブロック、テーブル、そしてイメージまで再利用できます
。設計クリップアートは自動的に AutoCAD ファイルと SolidWorks ファイルを分析し、新しい SolidWorks 設計で再利用できるようにデータを抽出します。
再利用のために時間をかけてライブラリを設定する必要はなくなりました。
2D ユーザーは、既存の DWG データの一部だけを自動的に抽出する機能を使用して、SolidWorks で自分の設計をこれまでより効率的に活用できます。
DriveWorksXpress
DriveWorksXpress を使用すると反復の多い設計作業が自動化されるため、SolidWorks ユーザーは貴重な時間を確保でき、素晴らしい製品の設計といった価値の高い作業に専念できるようになります。
DriveWorksXpress は、部品、アセンブリ、および図面を自動的に生成する設計オートメーション ツールです。
このツールにより、企業は知識を獲得し、新製品や改良製品を作成するために使用するベスト プラクティスを設計することができます。
DriveWorksXpress ユーザーは、設計変数を入力するだけで、必要なモデルと図形を何度でも繰り返し生成できます。
TolAnalyst
TolAnalyst は、部品およびアセンブリに公差が及ぼす影響を判断するための公差解析ツールです。
TolAnalyst には設計エラーの最も大きな原因となり得る交差を通知する機能があるため、ユーザーは部品およびアセンブリに対する最悪のケースを想定した公差スタック解析を実行することができます。
設計目標に影響しないレベルに公差を緩めることで、製造コストを節減できます。
TolAnalyst はコストを軽減しながら、設計がはめ合いや機能の要件を確実に満たすようにするために役立ちます。
DFMXpress
DFMXpress は、管理部門向けの検証ツールです。このツールを使用すると、設計が困難な図形や、費用がかさむ図形、従来のマシン加工作業では製造不可能な図形を特定できます。
DFMXpress は、製造上の問題の大きな原因になり得る図形を特定できるため、製造部門との話し合いに費やす時間を節約するために役立ちます。
COSMOSWorks Design Insight
COSMOSWorks Design Insight を使用すると、構造的な仕上がりに最も影響を及ぼす設計の領域を簡単に特定することができます。
このような重要な領域を特定することによって、設計者は不要な材料を除去したり、別の設計案を探す場合に十分な情報に基づいて決断を下すことができます。
Design Insight は、過剰設計を識別し、製品設計の材料コストを削減するための直感的な方法を提供します。
SolidWorks MotionManager
新しい MotionManager は、ダイナミック アセンブリ モーション、フィジカル シミュレーション、アニメーション、および COSMOSMotion を 1 つの使いやすいインタフェースに統合します。
MotionManager にはフレーム ベースの特別なタイムラインが搭載されており、モーター、重力、ばねは時間ベースで制御されます。
1 回セットアップするだけで、アセンブリの動きと構成部品どうしの相互作用の確認、プレゼンテーションの作成、構成部品の速度と加速度の数値取得といった、検証目的の作業を行うことができます。


