National InstrumentsとSolidWorks、仮想試作ソリューションで連携
ツールの統合によりメカトロニクス指向設計とハードウェアへのシームレスな展開が容易に
2009年8月11日、米国テキサス州オースティンおよびマサチューセッツ州コンコード発 - 制御設計および組み込みシステム大手National Instruments(Nasdaq: NATI)とメカニカル設計ソフトウェアのリーダー、 Dassault Syst?mes SolidWorks Corp.は本日、両社のコラボレーションを通じて、メカニカル設計と制御設計のエンジニアが協調して設計を行いモーション システム設計のコストとリスクを低減する、画期的なメカトロニクス設計ツールを提供すると発表しました。NIのグラフィカルシステム設計ソフトウェアLabVIEW と SolidWorks? 3D CAD ソフトウェアをシームレスに統合した新しい仮想試作用ソリューションは、エンジニアや研究者が機械およびモーション システムの実際の動作を、物理的試作のコストを発生させることなく設計、最適化、検証、可視化するためのものです。仮想試作の制御はLabVIEWを使用して行うため、エンジニアや研究者はコードに全くあるいはほとんど変更を加えることなく、グラフィカル ソフトウェアを物理的NIハードウェアに展開できます。
「機械設計の複雑化により、機械、電気、制御という異なる設計分野間でより強力なコラボレーションが求められるようになりました。」DS SolidWorksのCEO、Jeff Rayはこのように語っています。「そこでSolidWorks とNational Instrumentsは理想と現実の間のギャップを大幅に縮める仮想試作ソリューションを開発しました。」
メカトロニクス指向の設計ツールは、機械設計と電気設計の間の連携を設計プロセス全体を通じてシミュレートすることにより開発を強化します。従来、異なる設計分野のエンジニアは別々に設計を行い、シーケンシャルに開発を進めてきました。設計上の判断は別々に行われ、このことが開発期間の長期化とコストの上昇につながっていました。現在、メカトロニクス的なアプローチで開発を効率化するため、これらのチームが並行して作業をし、設計、試作、展開で連携する取り組みが行われています。このメカトロニクス的アプローチでは機械を実際に作成する前にエンジニアや開発者が検討を行うことのできる、仮想試作を作成する能力がきわめて重要となります。
「開発の世界はマルチドメインであり、従って設計者は各設計ドメインにおいてクラス最高のツールを使用できなければなりません。」National Instrumentsの社長兼CEO、James Truchard博士はこのように述べています。「LabVIEWとSolidWorksという、2つの最も強力な設計ツールを組み合わせることにより、エンジニアや開発者がより効果的に連携し、イノベーションを加速するための新たな手段を提供することができます。」
LabVIEW 2009 NI SoftMotion Module とSolidWorksソフトウェアのシームレスな統合は、仮想試作に理想的な設計環境を実現します。既存の SolidWorks CAD モデルを簡単に LabVIEWに接続し、モデルで定義されているモーター アクチュエータと位置センサを自動的にリンクすることができます。NI SoftMotion for SolidWorksの提供するハイレベルな機能を使うことにより、センサーからのフィードバックに基づくロジックを含む洗練されたモーション制御アプリケーションを開発することが可能になります。設計チーム、顧客、セールスエンジニアはこの仮想試作を使用して現実的な機械の動作を可視化し、サイクル時間性能を分析することができます。LabVIEWとSolidWorksを使用することにより、質量および摩擦効果を含む機械のメカニカルな動きをシミュレートし、モーターおよびメカニカル アクチュエータのトルク要件などを部品を決定する前に検証することが可能になります。
「SolidWorksとLabVIEWが統合されたことにより、当社のR&D チームは物理的にシステムを構築する前に仮想試作を行えるようになります。 」 NCR Corporationのチーフ エンジニア、John White博士はこのように語っています。「LabVIEWがモーション軌跡を制御すると同時にSolidWorksを使って駆動力、電力要件や応力などを計算することが可能になるのです。これら2つの開発ツールを組み合わせることで、エンジニアは完全な設計、解析、最適化に必要なデータを得ることができます。」
また、この新しい仮想試作ソリューションにより、SolidWorks 3D CAD環境で検証されたモーション アプリケーションを、NI CompactRIO programmable automation controller (PAC) などのNIの組み込み制御プラットフォームに簡単に展開できるようになります。アプリケーションは LabVIEWで開発されているため、仮想試作を作成するのに使ったのと同じコードを、プログラミングの変更を全くあるいはほとんど行うことなく、物理的なNIハードウェアに展開することができます。さらに、新しいNI 951x C Series ドライブ インターフェイスを使用することによりNIやサードパーティ ベンダが供給する数百種のステッパーやサーボドライブおよびモーターに直接接続することができます。
仮想試作に使用できるツールについての詳細は、www.ni.com/digitalprototyping をご覧ください。
National Instrumentsについて
National Instruments (http://www.ni.com/) は、計測、自動化、組込みアプリケーション・システムの設計、試作、展開を行うエンジニア、研究者を支援しています。同社はNI LabVIEWなどの汎用ソフトウェア、コスト効率の良いモジュール式ハードウェアを、世界の30,000社以上の企業に提供しており、1顧客だけで全収益の3%以上を超えることも、1業種だけで全収益の15%を超えることもありません。米国テキサス州オースティンに本社を持ち、従業員は5,000名以上、セールスオフィスは40ヶ国以上にあります。米国においては、Fortune誌に掲載されるThe 100 Best Companies to Work For(アメリカで最も働きがいのある会社)に過去10年間連続して選ばれています。
Dassault Systèmes SolidWorks Corp.について
Dassault Systèmes SolidWorks Corp.はDassault Syst?mes S.A.の子会社であり、 3D次元ソリューションで世界をリードしています。同社は設計、解析、製品データ管理、文書化用ソフトウェアの開発および販売を行っています。同社は3次元 CADソ フトウェアの主要なサプライヤであり、製品設計チームがより良い製品を開発するための直感的かつ高性能 なソフトウェアを提供しています。最新のニュース、情報、オンライン デモンストレーションについては同社の Web サイト(http://www.solidworks.com/)をご覧になるか、お電話で 1-800-693-9000 (北米以外からの場合は +1-781-810-5011)までお問い合わせください。
CompactRIO、 LabVIEW、National Instruments、NI、ni.com、NI SoftMotionはNational Instrumentsの登録商標です。CATIA、DELMIA、ENOVIA、SIMULIA、SolidWorksおよび3D VIAは、ダッソー・システムズ(Dassault Systèmes)もしくはダッソー・システムズの子会社の米国およびその他の国における登録商標です。他の製品名および会社名は各所有者の商標です。
CATIA、DELMIA、ENOVIA、SIMULIAおよび3DVIAは、ダッソー・システムズ(Dassault Systèmes)もしくはダッソー・システムズの子会社の米国およびその他の国における登録商標です。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
日本国内報道関係者からの本件に対するお問い合わせ先
ソリッドワークス・ジャパン株式会社
担当:マーケティング部・部長代理 金谷 道雄(かなやみちお)
E-Mail: kanaya@solidworks.co.jp
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2第一鉄鋼ビル3F
TEL: 03-6270-8704 FAX:03-6270-8712 http://www.solidworks.co.jp/
本プレスリリースは、2009年8月11日、マサチューセッツ州コンコードにて発表された記事の翻訳版です。

