CSWP
CSWP(Certified SOLIDWORKS Professional)認定技術者はSolidWorksの上級スキル試験に合格した方のことです。CSWP認定技術者はSolidWorksで複雑多様なフィーチャーを使用してパラメトリック部品や可動アセンブリの設計および解析を行う技術を持つことが証明されます。
推奨トレーニング コース:
- SOLIDWORKS Essentials
- SOLIDWORKS Drawings
- Assembly Modeling
- Advanced Part Modeling
現在リリースされているCSWP 試験は、試験全体が3 つのセグメントに分かれています。以前は、試験時間内に全ての試験問題を一気に行う形式でしたが、新しいシステムでは、一度にすべてのセグメントを行う必要はありません。それぞれのセグメントを個別に任意の順序で受験することができます。一度に3 つのセグメントをすべて続けて受験することもできます。1 つのセグメントに合格したら、再度そのセグメントを受験する必要はありません。また、あるセグメントに合格できなかった場合でも、そのセグメントのみを購入して再度受験することができます。3 つのセグメント全てに合格した時点で、CSWP 認定証が自動的に発行されます。
試験時間: 3 時間 20 分 (3つのセグメントの合計)
注意: この試験を受けるには、SOLIDWORKS 2015 以降を使用する必要があります。これよりも前のバージョンでは、一部のテスト用ファイルを開くことができません。
合格者には認定証(PDF形式)と認定ロゴが自動発行されます。
合格者はCSWPディレクトリ*(認定取得者検索リスト)へ名前を掲載することも可能です。
試験では、次の分野の実践的な知識が問われます。
セグメント 1: (70分 - 75点以上合格/105点満点)
- 図面を参照し部品を作成する
- リンクされた寸法や関係式を使用してモデリングに役立てる
- 関係式を使用して寸法を関連付ける
- パラメータや寸法のサイズの更新
- 質量特性の分析
- 最初の部品のジオメトリを変更し、より複雑な部品を作成する
- 設計意図や他の全寸法を維持したまま異なったステージで部品のパラメーターを変更する
セグメント 2: (50分 - 77点以上合格/104点満点)
- 他のコンフィギュレーションを利用して新しいコンフィギュレーションを作成する
- コンフィギュレーションを変更する
- 設計テーブルを使用したコンフィギュレーションの作成
- 質量特性
- 既存の SOLIDWORKS 部品のフィーチャーを変更する
セグメント 3: (80 分 - 77点以上合格/109点満点)
- アセンブリの作成
- アセンブリに部品を追加する
- アセンブリ内で部品が移動するときの衝突検知を実行する
- 干渉検知
- 標準合致と詳細設定合致
- サブアセンブリのリジットとフレキシブル指定
- アセンブリ内の部品を別の部品に置き換える
- 座標系を作成する
- 座標系を使用して質量特性を実行する
試験に出題される可能性のある SOLIDWORKS の標準的なツールには次のものがあります。
- スケッチ エンティティ - 直線、矩形、円、円弧、楕円、中心線
- スケッチ ツール - オフセット、変換、トリム
- スケッチ拘束
- 押し出し、回転、スイープ、ロフトのボスおよびカット フィーチャー
- フィレットと面取り
- 抜き勾配
- シェル
- 穴ウィザード
- 直線、円形、およびフィル パターン
- リンクされた寸法
- 関係式
- ミラー
- 寸法
- フィーチャーの状態 - 開始条件と押し出し状態
- マルチボディ部品
- リブ
- フィーチャー スコープ
- 質量特性
- 面の移動/削除
- 材料
- 拘束条件
- 構成部品の追加 - 新規および既存
- 標準合致と詳細設定合致
- 参照ジオメトリ – 平面、軸、合致参照
- 前後関係フィーチャー
- 干渉検知
- 抑制状態
- 構成部品の移動/回転
- アセンブリ フィーチャー
- アセンブリ内の衝突検知
- 外部参照
- 設計テーブル
- 寸法とモデル アイテム
*ディレクトリに名前を表示するには、各自のオンライン認定アカウントで設定する必要があります。